ミドリノノハラ【アイマス(律子)18話前日談×サリシノハラ】


海底(ハイテイ)少女【咲-Saki-(衣)×深海少女】
「おたクララの替え歌ボックス21」(自作替え歌リンク)
年下のオタクの子(21世紀バージョン)

−−−

※これは、テレビアニメ版「アイドルマスター」18話「たくさんの、いっぱい」の前日談にあたる部分を想像して替え歌にしたものです。
 その性質上アニメ18話のヒントやネタバレがあったりしますのでご注意ください。(とくに解説というか「余談」の部分)一方で、わたしが独自が解釈した部分がありますので、書かれていることは公式の想定から離れているかもしれません。

 なお、この題材には偉大な先駆者がおられます。nogoodlifeさんの「プチピーマンさんとリッちゃんの漫画」(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=23069476
 わたしも影響を受けた部分はありますが、大きなポイントにいくつも違いがあります。そのへんは見比べていただければ、と思います。

 あとで、下の<余談>にも追記(※'14/10/12 AM8 長すぎて。まだ追記中(汗)ですが、正式公開扱いにします。歌詞そのものはできてますし。 AM11:30ごろ 追記完了)

−−−

元歌:サリシノハラ(みきとP)

D

===

1.
たいていのことじゃ くじけない でも今のボクはくじけそう
アイドルのあなた引退 ボクの一等星が消えていく

あなたはいつも言っていた
いつか アイドルこの手で 育てたい
覚悟はできてたつもり でもこんなに早い完結は

見たくない

新しいトビラの前で やっと夢がかなうって
もう アイドル戻らないって 思ってるんでしょ?
それでもあなた好きだけど どんなに輝く未来でも
それはアイドルのあなたのじゃない

2.
最後のライブ はじまった あなたのイメージカラーの
最前列でサイリウム ボクの一等星に負けぬよう

なにげなくふりむいたら
広くもないはずのライブ会場
60人のぼくらの 向こうに見えたよ確かに

ミドリ ノ ノハラ

ポニーテールにピンクの リボンつきのワンピース
あなた 「恥ずかしいから、もうやらない」はずの
とてもうれしいけれど それはきっと 今日で最後だから
終わりだとあなたが思ったから


最後の握手会 ボクの手が
獲物狩るような 悪さするんじゃ
そう なりだしたらすぐ とめなきゃ
身構えながら前に出る

やわらかな手につつまれ
用意しない言葉 胸の奥から
「プロデューサーの あなたも 好きです」
あなたからの 満面の笑(え)み


新しいトビラを開けた あなたの育てたアイドルには
いつも 死ぬほど好きなファンが 増えてる
アイドルのあなたも好き ちょっとだけまた会いたいけど
かなわない夢

そう あなたの昔の 写真をポストに 入れて見る夢
かなうあてない もし かなったら 萌え殺されそうな ほどの

竜宮城みたいな夢

===

海底(ハイテイ)少女【咲-Saki-(衣)×深海少女】
「おたクララの替え歌ボックス21」(自作替え歌リンク)
年下のオタクの子(21世紀バージョン)

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<余談>
(※今回特に長いです(爆))
[まず作成時期から]
・思いついた たぶん1カ月くらい前
・アイディア出し その後
・具体的な歌詞に→完成 '14/10/11

[マンガは感動モノですが、感動だけしてるわけにも]
 繰り返しになりますが、これはテレビアニメ版「アイドルマスター」18話「たくさんの、いっぱい」の前日談。つまりアイドルだったころのりっちゃんを、あるファン(プチピーマンさん)の視点で描くという話です。
 これも繰り返しになりますが、これを題材にしたものには、nogoodlifeさんの「プチピーマンさんとリッちゃんの漫画」(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=23069476)という名作があります。ひとりのりっちゃんメインのプロデューサーとして、はじめて読んだときには感動しましたし、今も読み返してみても同じ気持ちになりました。

 でも、自分が同じ題材を扱うとなれば、ただ感動だけしてるわけにも行きません。こんなときりっちゃんならどうする? そう、分析が大事。

[王道展開はそこに行くしか]
 これは、アニメを扱った替え歌、ということで曲とアイマス(アニメ)の二重パロディーの成立をねらうことになります。
 で、元歌ではライブ→握手会となってますが、ラストという感じではない。どうやらスキャンダルに巻き込まれた感じですが、「新しいトビラ」というのはアイドルをやめるという意味でもなさそう。たとえば所属グループが変わるとか。(※「サリシノハラ」がモデルになったアイドルのアナグラム、という説も出ています)

 が、元歌がそうでなくても、替え歌側はラストにするしかない。マンガはラストライブはないけど、ラストの握手会はある。でもこれは王道というか、クライマックスはそれしかないですよね。ムリヤリ避けると、避けることが自己目的化して変なことになるし、それはやるしか。

[どこが独自解釈か]
 では、どこで独自路線を取るのか。

 まず気になったのは、りっちゃんならプロデューサー志望だということをファンに言うんじゃないか、という点。
 「いや、それは担当プロデューサーには言っても、ファンには言わんでしょう」というツッコミもありそうですが。

 元々プロデューサー志望で、たぶん「アイドルを経験することは、将来プロデュースするときにも貴重な体験になる」みたいなことを言われてアイドルになったであろう、りっちゃん。自分を使って、実験的なことをちょこちょこやってた、と考えてもふしぎではないと思います。
 デビュー直後は、あんまりヘンなこともできないでしょうし。いや、メガネかけたままアイドルやってるのが、(残念ながら世間的には)十分ヘンなわけですが、そこはコンセプトというか。りっちゃん風に言うと「これは、メガネをはずさずにどこまで人気を伸ばせるかという実験です!」みたいな。

 それにアイドル初体験なわけですから、最初は色々やってる余裕もあまりないでしょうけど、問題はそのあと。

 アニメのアイマスでは、一般的な人気はなかったものの、一部の熱狂的なファンは付いてたようで。「これは実験的なことをやるチャンス! 一般に売れてないから守りに入る必要もないし、固定客は離れにくいし」←いや、あの人なら自分でそういう言い方するよね?

[アイドル時代の中〜後期は、より「素」の自分に近づけたのではという想定]
 で、何をやったか。(※すいません、このへんで寝落ち)

 わたしが考えたのが、「ちょっとぶっちゃけ路線」へのシフト(←あくまでも「ちょっと」ですけど)。
 つまり、アイドル時代の中〜後期では、より「素」の自分に近づけた演出をしたのでは? という想定です。

 もともと、アイドルとしてのりっちゃんは「高レベルの虚構を作り出して届ける」路線ではなかったはず。プロデューサーとしてのりっちゃんは、もしその子に似合うと思ったら徹底してその路線でいったはずですが、セルフプロデュースするさいに、自分にそれが似合うと思えたはずはないよねー。


 それでも、初期段階ではメガネ以外はちょっとカワイイ路線をねらったはず。
 アニメは、基本的にゲームの設定を受け継いでます。が、りっちゃんのアイドル時代の写真での髪型が、ゲーム版(初代)の三つ編みではなく、ポニーテールになってる。これは、「がんばって一般ウケする路線に近づけてた、ということなんだろうなー、さすがアニメ版スタッフGJ(グッジョブ)!」

[その具体例]
 ですが、逆に路線変更で、「素」の自分に近づけたとすると…。

 たとえば、「プロデューサー志望であることを隠さずに言う」とか。
 将来の夢は? と聞かれて「いつか、アイドルをこの手で育てたいです」と答えるとか。もちろんそのあとで「もちろんそれは将来の話で、今は自分が全力でアイドルをやります」とフォローしたでしょうけど。

 もっとも、中〜後期の路線転換となると、実はアイドル引退の時期が近い、という感じに765プロの中では、なってたんじゃないか。
 アニメの第1話に戻ると、この時点でりっちゃんが専属事務員になり、小鳥さんもいるけど「あきらかに人員不足」と言ってる状態。まあ、だからプロデューサーさんが雇われるわけですが。

 この時点で、誰も売れっ子ではないけれど、みんなデビューしている状態。
 するとその前の段階として「全員がデビューしたわけではないが、小鳥さんひとりでは手が回らなくなり、律子がアイドルを引退してサポートに回るべき」状況があるはず。(もちろんアイドル時代から事務を手伝ってたはずですが、そのときはまだ学生でもあったはずだし)

 かといって「もうすぐアイドル引退します」というのはその時点では言えない。そこで「いつか将来の話」と断りつつ引退の話をして、ファンに少しだけでも心の準備を、というのも考えたんでは。

[その具体例2&まとめ]
 いいかげん長いので、まとめに入りますが、髪型も初期はポニーテールだけど、中期以降は三つ編みに戻し、「地味と言われてますが、より地味にしてみましたー(笑)でも、もともとプライベートではこうだったんです。みんな、気に入ってくれるかなー?」みたいな。

 これは、ひとりの律子ファンの「こんなのも、ありえるんじゃないか」という妄想であって、決して別の解釈を否定しようとするものではありません。
 …このへんにしときます。

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海底(ハイテイ)少女【咲-Saki-(衣)×深海少女】
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