鳩山総理辞意表明記念「友愛天使ユキオちゃん」(フルVer.)

 鳩山総理が辞意を表明しました(←日経の記事)


 これを記念して、以前ミクシィで1番だけ公開した「友愛天使ユキオちゃん」のフルバージョンをお送りします。(※ショートバージョンでは、「友愛天使ユキオちゃんのうた」と、タイトルにわざわざ「…のうた」を付けてましたが、今回は、はずしました。)


−−−


(元歌:アニメ「撲殺天使ドクロちゃん」オープニング 「撲殺天使ドクロちゃん」)


1.
るぴぴ るぴるぴ る〜ぴ〜
るぴぴ るぴるぴ る〜ぴ〜
なんにもできないトップ ハトヤマユキオ


るぴぴ るぴるぴ る〜ぴ〜
るぴぴ るぴるぴ る〜ぴ〜
言うことムチャクチャすぎて 取り返しつかない


いやよだめよこんなのバカバカ
そんなにフラフラしないで
お願いだから えいっ!


友愛天使 理想はキレイな ユキオちゃん
友愛天使 現実ドロドロ ユキオちゃん
普天間 辺野古 徳之島
決めず じらして 怒らせて


でもそれってボクの「友愛」


2.
自民崩壊ガラガラ
自民崩壊ガラガラ
民主が支持率ボロボロ 絶好のチャンス


自民崩壊ガラガラ
自民崩壊ガラガラ
支持率あがるどころか なぜだか下がり気味


総裁 冷静 ツッコミ 正論
やることやってるはずなのに
なぜだか勝てない えいっ!


崩壊自民 いい人なんだよサダちゃん
崩壊自民 いい人だけどねサダちゃん


渡辺さんに与謝野さん 舛添さんまでいなくなり
そして誰も いなくなるかも


3.
鬼畜だけれど規制派
鬼畜だけれど規制派
昔は鬼畜な作家 石原シンちゃん


鬼畜だけれど規制派
鬼畜だけれど規制派
都知事になったら 作品規制をバシバシ


時代くらいは見えてるかと 思ったら
東京300円で泊まれるよ 問題外だ えいっ!


アニメフェアとか 「上澄み」ばかりすくっても
根っこの部分 殺しちゃったら枯れちゃうよ


新銀行も大赤字
オリンピックも誘致ダメ
でも辞める つもりなさそう



おくりびと」監督 ピンク映画出身だよ
アニメもエロゲー エロマンガの人いっぱい


若者の性と暴力 書いて芥川賞取り
そして規制 それって何なの



る〜ぴ〜 100倍マシだよ


−−−


<余談>
 鳩山さんへのツッコミは、あらゆる方向から山のようにされているので省略。
 3番の歌詞がらみのトリビアを3つ。


<1.石原現都知事は、映倫が今の形になる原因になった「太陽族映画」の原作者だった!>
 映画の内容によって、青少年に見せるべきではない映画を決めたりする組織、映倫(現・映画倫理委員会)。
 これが今の形になるきっかけは、石原現都知事の同名芥川賞作品を映画化した「太陽の季節」('56年)でした!


 正確には、これの他に、同じく石原作品原作の「処刑の部屋」や「狂った果実」を含めた、“無秩序”で“享楽的”な内容の「太陽族映画」が問題となりました。
 当時映倫がなかったわけではないのですが、管理委員に映画業界の中の人だけが選ばれていたこともあって、審査のやり方に批判が。そして映倫は業界外の人を入れた今の形へ。


映倫公式サイトの記述を参考にしました。


 つまり、当時の石原慎太郎氏は「若者への規制」とは間逆の場所にいた人なのです。
 それが今や、東京都は石原都知事体制になってから、表現規制がとりわけ強化される流れに……。『都が行おうとしている規制に「太陽の季節」は思いっきり引っかかるんじゃないの?』という点にも、正面から向き合っていないご様子。ある意味、すっごく皮肉な状況です。


<2.「おくりびと」監督のデビュー作は「痴漢女教師」>
 わりと有名ネタですが、2008年の第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の滝田洋二郎監督のデビュー作は '81年の「痴漢女教師」。[参考:Wikipedia/allcinema]
 もし、'80年ごろに「ピンク映画のたぐいなど文化ではない!」と弾圧して、滝田監督が映画の仕事をやめてしまったら、2008年に「おくりびと」がアカデミー賞を取ることはなかっただろう、という推測もできそうです。


 しかもやっかいなのは、もしこの悪影響が出てもそれは目に見えない(起きなかったことは見えない)ところ。


 あと、これも有名ネタですが、「Shall we ダンス?」の周防正行監督のデビュー作は「変態家族・兄貴の嫁さん」というピンク映画。小津安二郎監督へのオマージュに満たされた異色映画としても有名。[参考:Wikipedia/allcinema]



<3.「ハルヒ」の“キャラの姿を生んだ人”はエロゲーメーカーの所属>
 アニメ界(成人向けでないもの)とエロゲーエロマンガ界が関係している例は多すぎて書ききれないので1つだけ。
 これも有名ネタですが、小説『涼宮ハルヒ』シリーズのイラスト担当(アニメ版から見ればキャラクター原案にあたる)の、いとうのいぢさんは、株式会社ソフパルのアダルトゲームブランドの一つ、ユニゾンシフトに所属(元ではなく現在も所属中のはず)。ちなみに女性。[Wikipedia/はてなキーワード]


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