ライブドア騒動と、堤義明容疑者逮捕関係
・ライブドア騒動と、オウム真理教事件が構造的に酷似している件について(「切込隊長BLOG〜俺様キングダム」内)[情報発見場所:同]
ライブドアが(オウムなみに)犯罪的、というわけではなく、メディアでの取り上げられ方や組織の構造が似ている、という話
・もし堤義明氏がホリエモンに家督を譲っていたら(「R30::マーケティング社会時評」内)[情報発見場所:すみません、わからなくなりました]
>ダイエー中内にしても西武堤にしても、結局のところ戦後経済成長のエンジンだった土地資本主義にうまくのっかったものである
>ただ、世の中的には(そして西武グループ的にも)95年を境目にして、日本土地資本主義は終焉し、代わりに孫正義とかほりえもんとかが暴れまくる株式資本主義が到来したわけだ。
(バブル崩壊→)日本土地資本主義の終焉→株式資本主義の到来というのは、的確なまとめだと思いました。
・これは堤康次郎の挫折だと思う。(「Espresso Diary」内)[情報発見場所:一つ上の記事]
>あの企業の社風は先代からのものであり、先代の抜け殻を生きることを堤義明氏が強いられただけのようにも見えます。
>根っからのスポーツマンだった彼は、企業の根幹を変えることがイメージできなかったのだと思う。それは彼にとってスポーツのルールを疑うことと同じだったのでしょう。私は、それこそが先代による指名の理由だったのではないか?と推測しています。この息子なら、己(おのれ)自身の人生ではなく、私の人生を生きてくれるに違いない。そういう鬼のような利己的で残酷な選択が、「ピストル堤」と呼ばれた父・康次郎の本願だったように思えるのです。それは、子供を犠牲にしてまで、自分の命の永遠を願うような凄まじい願望です。
「先代の抜け殻を生きる」→(本人は)独裁者にみえない→(やったことのわりには)批判が弱くなる
的な分析は鋭いですね。
見方を変えると、「企業の根幹を変えることがイメージできなかった」ことが、上でいう「日本土地資本主義の終焉→株式資本主義の到来」に対応できなかったにつながったとも言えるんでしょうけれど。